1.12以前では仕様が違い動作しませんのでご注意ください。
コマンドブロック:/give @p minecraft:command_block
【executeの基本の文(1)】
『/execute [サブコマンド] [条件指定] run [起動コマンド]』
[サブコマンド]
0:48
【entity】
『指定したエンティティが存在しているかどうか確認するコマンド』
・/execute [if/unless] entity [エンティティ] run [起動コマンド]
【if】
指定したエンティティが存在する場合、コマンドを実行する
「例」
/execute if entity @e[type=minecraft:creeper,distance=..10] run tell @p 近くに敵がいる!!
・コマンド実行者から半径10ブロック以内に[クリーパー]がいる時、チャットに「近くに敵がいる!!」と表示する
【unless】
指定したエンティティが存在しない場合、コマンドを実行する
「例」
/execute unless entity @e[type=minecraft:creeper,distance=..10] run tell @p 今日も平和だ
・コマンド実行者から半径10ブロック以内に[クリーパー]がいない時、チャットに「今日も平和だ」と表示する
1:51
【align】
『コマンドで指定した対象の[x/y/z]軸の小数点以下を切り捨てコマンドを実行する』
・/execute align [x/xy/xz/yz/xyz] run [起動コマンド]
「例」
/execute align [x/xy/xz/yz/xyz] run summon minecraft:armor_stand 100.55 60.38 33.81
(xyz軸指定の場合)
/execute align xyz run summon minecraft:armor_stand 100.00 60.00 33.00
・xyz軸の小数点が切り捨てられた位置に召喚
(x軸のみ指定の場合)
/execute align x run summon minecraft:armor_stand 100.00 60.38 33.81
・x軸の小数点が切り捨てられた位置に召喚
(yz軸指定の場合)
/execute align yz run summon minecraft:armor_stand 100.55 60.00 33.00
・yz軸の小数点が切り捨てられた位置に召喚
3:20
【anchored】
『[eyes(目)/feet(足)]のどちらかを基準点にして、相対座標(~ ~ ~)(^ ^ ^)を使用するコマンドを実行する』
・/execute anchored [eyes/feet] run [起動コマンド]
【feet(足)】
『指定したエンティティが、自分の足を基準にしコマンドを実行する』
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @e[type=minecraft:armor_stand] anchored feet run tp ^ ^ ^0.1
・アーマースタンドが、自分の足を基準に向いている方向に直進する
【eyes(目)】
『指定したエンティティが、自分の目を基準にしコマンドを実行する』
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @e[type=minecraft:armor_stand] anchored eyes run tp ^ ^ ^0.1
・アーマースタンドが、自分の目の位置を基準に向いている方向に上昇しながら直進する
【feet(~ ~ ~の場合)】
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @e[type=minecraft:armor_stand] anchored feet run tp ^ ^ ^0.1
・アーマースタンドが、自分の足を基準にz軸の方向に進む
4:58
【positioned】
『指定した「座標」でコマンドを実行する』
[at=エンティティで指定]
[positioned=座標で指定]
・/execute positioned [実行座標] run [起動コマンド]
・/execute positioned as [エンティティ] run [起動コマンド]
※『positioned as』 の動作は『at』と同様
「例1」
/execute positioned [実行座標] run give @p[distance=..0.5] minecraft:diamond
・[実行座標]にプレイヤーがいる場合、ダイヤモンドを渡す
「例2」
/execute positioned [実行座標] run tp @p[distance=..1] [tp先]
・[実行座標]にプレイヤーがいる場合、[tp先]に移動させる
「例3」
/execute positioned [実行座標] as @p[distance=..1] run particle minecraft:flame ~ ~ ~ 1 0 1 0.02 10
・[実行座標]にプレイヤーがいる場合、[実行座標]に炎のパーティクルを表示する
5:50
【in】
『指定した[ディメイション]にコマンドを実行する』
[overworld =通常世界]
[the_end =エンド]
[the_nether=ネザー]
/execute [overworld/the_end/the_nether] run [起動コマンド]
「例1」
/execute in minecraft:the_nether run setblock [設置座標] minecraft:diamond_block
・他のディメイションからネザーの[設置座標]に、ダイヤモンドブロックを設置する
「例2」
/execute in minecraft:the_nether run summon minecraft:pillager [召喚座標]
・他のディメイションからネザーの[召喚座標]に、ピリジャーを召喚する
6:38
【rotated】
『指定した[軸]の方向を向いていると【仮定】してコマンドを実行する』
・/execute rotated [x軸の回転] [y軸の回転] run [起動コマンド]
※【仮定】なので、[起動コマンド]を『tp ^ ^ ^』にしなければ見た目は変わりません
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @s rotated 90 0 run tp ^ ^ ^
・アーマースタンドがx軸の90度の方向に回転する
『[基準となるエンティティ]と同じ方向を向いていると【仮定】してコマンドを実行する』
・/execute rotated as [基準となるエンティティ] run [起動コマンド]
「例(回転)」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @s rotated as @p run tp ^ ^ ^
・アーマースタンドがプレイヤー向いている方向と同じ方向を向く
「例1(パーティクル)」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @e[type=minecraft:armor_stand] rotated as @p run particle minecraft:flame ^ ^2 ^3 0 0 0 0.02 10
・アーマースタンドの周りを、炎のパーティクルがプレイヤーの動きに合わせて回転する
※コマンドブロックを「回転(リピート)→パーティクル(チェーン)」の順で設置すると、アーマースタンドの正面にパーティクルを表示しているようにも出来る
「例2(パーティクル)」
/execute at @s rotated as @p run particle minecraft:flame ^ ^2 ^3 0 0 0 0.02 10
・プレイヤーの正面に炎のパーティクルを表示する
9:20
【facing】
『指定した「座標」の方向を向いていると【仮定】してコマンドを実行する』
/execute facing [向かせる座標] run [起動コマンド]
※【仮定】なので、[起動コマンド]を『tp ^ ^ ^』にしなければ見た目は変わりません
「例」
/execute as @e[type=minecraft:creeper] at @s facing [向かせる座標] run tp ^ ^ ^
・クリーパーが[向かせる座標]の方向を向く
『「基準となるエンティティ」の方向を向いていると【仮定】してコマンドを実行する』
/execute facing [基準となるエンティティ] [eyes/feet] run [起動コマンド]
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @s facing entity @p [eyes/feet] run tp ^ ^ ^
・アーマースタンドがプレイヤーの方向を向く
【eyes(目)】
『[基準となるエンティティ]の目を見ていると【仮定】してコマンドを実行する』
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @s facing entity @p eyes run tp ^ ^ ^0.1
・アーマースタンドがプレイヤーの目を基準に、プレイヤーの方向に近づく
【feet(足)】
『[基準となるエンティティ]の足を見ていると【仮定】してコマンドを実行する』
「例」
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] at @s facing entity @p feet run tp ^ ^ ^0.1
・アーマースタンドがプレイヤーの足を基準に、プレイヤーの方向に近づく
[ホーミング弓]
1.[リピート/無条件/動力が必要]
・指定したエンティティ以外の方向に矢が飛んでいく
/execute as @e[type=minecraft:arrow] at @s facing entity @e[type=!minecraft:item,type=!minecraft:experience_orb,type=!minecraft:armor_stand,type=!minecraft:player,type=!minecraft:arrow,distance=..5] eyes run tp ^ ^ ^3
2.[チェーン/無条件/常時実行]
・矢が壁・床に当たった際矢を消去する
/execute at @e[type=minecraft:arrow,nbt={inGround:true}] run kill @e[type=minecraft:arrow]
3.[2と同様](必須ではありません)
・プレイヤーから少し離れてから、矢の位置にパーティクルを表示する
/execute as @e[type=minecraft:arrow] at @s if entity @e[type=!minecraft:player,distance=..3] run particle minecraft:cloud ~ ~ ~ 0.1 0.1 0.2 0.02 2
13:00
【おまけ】
絶対座標・相対座標( ~ ~ ~|^ ^ ^ )について
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